新聞一面で、奇声の意味を知る

 私は、サッカーに全然興味がありません。ですから、6月4日に、日本がワールドカップに出場できるかどうかをかけた試合をするということを知りませんでした。

 私は、最近、テレビニュースを見ません。

 昨日の午後9時台だったでしょうか。家にいると、急に複数人のはしゃぐ声や、奇声がかなり長い時間にわたって、外から聞こえてきました。「道路で誰かが騒いでいるのか」と思っていました。

 でも、私の家のまわりは、人が騒ぐような場所ではありません。

 けっこう時間が長かったので、「うるさいな」と思っていました。

 そして、6月5日の朝刊をとって、一面を見たときに、昨日の奇声の意味が分かりました。

2013年6月5日朝刊一面

2013年6月5日朝刊一面

2013年6月5日毎日新聞朝刊

2013年6月5日毎日新聞朝刊

 あの奇声のあがった時間に、日本のPKが決まったのですね。

 こういう時が、新聞をとっていて良かったな、と感じる時です。

 私の家のお隣さんは、サッカーがかなり好きなようです。

 女子サッカーのワールドカップで、日本が優勝した時にも、私は寝ていましたが、お隣さんから「キャー」という声が聞こえてきて、私は目が覚めました。

 それと同時に、日本が勝ったんだな、ということが分かりました。

 昔は、通勤電車の中で、いすに座っている人が新聞を広げて読んでいるという風景をよく見ました。つまり、その人の新聞を見て、いろいろなニュースを知ることができました。

 でも、最近では、電車の中で新聞を広げて読む人がものすごく少なくなったように思います。スマートフォンを見ている人が圧倒的に多くなりました。

 ですから、電車の中の新聞で、ニュースを知ることがなくなりました。私がもしも新聞をとっていなければ、私は、日本がワールドカップ出場が決定したことを知る時間は、あと数時間は遅れていただろうと思います。

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