自分の死後のことを考えておく

 読売新聞夕刊一面に、「故人情報」ネット漂流についての記事がありました。下記です。

2013年6月22日読売新聞夕刊1面

2013年6月22日読売新聞夕刊1面

 
 私も、こうしてインターネットに文章を書いていますから、私が亡くなった後は、この記事はどうなるのだろう、と考えたことがあります。

 たとえば、独自ドメインをとって、レンタルサーバーを借りてサイトを作成しているなら、独自ドメイン代、レンタルサーバー代を払わなくなったら、自動的にページは、消滅するのでしょう。でも、無料サービスに文章を書いている文は、どうなるのでしょうか。

 ソーシャルネットワークのミクシィやフェイスブック、ツイッター、それから無料ブログがたくさんあります。

 フェイスブックの場合には、亡くなった人の場合には、亡くなった家族の方からの申し出で、追悼アカウントにすることができる、と聞いたことがあります。

 この新聞記事の最後にも、「IDとパスワードが分かれば、家族でもデータを管理・処分できる。生前の準備が必要」と書いてあります。

 でも、これは、自分が死んだ後に、家族がいるという前提で書かれていますよね。もしも、自分が死んだ後に、家族がいなかったらどうなるのでしょう。

 私の場合、地震や事故で、突然明日死ぬということがない限りは、私が死んだ時には、多分家族は誰もいないと思っています。ですから、お葬式はしないというかできないと思いますから、葬式の遺影の心配は、しなくてもいいでしょう。

 でも、インターネットに残したものはどうなるのか、というのは、今から少し気にしています。

 これも、もう少しで命がなくなるという時には、自分でインターネット上の記事を削除しておかなければいけないのでしょうか。

 でも、一応、死ぬぎりぎりまでは、インターネットに文章を書いていたいな、という気持ちもあります。

 インターネットが登場してから、まだ歴史が浅いですから、インターネットに残された文章について語られる機会はまだ少ないですが、これから時がどんどんと経過すれば、これは、きっと大きな問題になっていくでしょう。

 思いもよらなかった貴重な写真や動画が出てくるという可能性もありますし、逆にこんなものが残って困ったな、というようなこともでてくるでしょう。

 こうなると、無料ブログも何年間かまったく更新がなければ自動的に削除するというような、決まりもきっと出てくるでしょう。そうでないと、無料ブログの会社も困るでしょうし。そのまえに、無料ブログの会社自体が存続しているかどうかも分かりませんが。

 とにかく、自分が死んだ後のことは、よく考えておきましょう、ということですね。




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