新聞には、下の写真のように、本の広告がたくさん出ている欄があります。写真が少しぼけてしまいました。

2013年6月2日の読売新聞朝刊

2013年6月2日の読売新聞朝刊

 自分が欲しい本があった時に、本を覚えておく手段をどうするか昔は悩んでいました。

 新聞をちぎるのは気がとがめます。メモにとるのは、面倒です。

 昔は、本のタイトルを覚えておいて、それをパソコンを立ち上げた時に検索していました。でも、これですと、忘れてしまうということが大半でした。

 今は、Kindle Fire HDを買いましたので、新聞を読んでいる時に本が欲しくなったら、すぐにキンドルを開いて、アマゾンのページにいきます。キンドルは、ふたを開くと、すぐに電源がONの状態になって、すぐにインターネットにつなげるのでありがたいです。

 私が、そもそもタブレットを買おうと思った理由がこれです。新聞広告の本を記録する目的です。

 アマゾンのページにいったら、その本をすぐにカートに入れます。そして、カートを開いて、「今は買わない」にします。こうしておくと、実際に買うときに、カートに戻してすぐに買えるからです。

 もちろん、キンドルは、いつもアマゾンにログインしている状態にしています。ログインしていないと、自分のカートになりませんので。最初はこのことが分からず、せっかくカートに入れている意味がありませんでした。

 本の広告は、こんな風にたくさんの本が並んでいる広告の場合には、本のタイトルが見えるだけですが、直感で欲しいな、という本を私はけっこう決められる方です。

 もちろん、書評があって、詳しく分かってから、この本が欲しいな、と思うこともありますが。

 本の書評といえば、昔、「KAGEROU」 (齋藤 智裕著)の書評が、読売新聞に出ていたのを見て、驚いてしまいました。しかも、書評を書いていたのは、ロバート・キャンベルでした。

 私は、KAGEROUを、本屋で最初の数ページを立ち読みしましたが、あまりにもひどい文章で、あきれてしまい、読み続けるなんて到底不可能だな、という感じでした。

 私が、もしもこの本の書評を依頼されたら、とても書けないでしょう。それを、ロバート・キャンベルが書いていることにびっくりしてしまいました。その書評に「内容がない年賀状」というとても的確な表現を使っていらっしゃって、下手な小説でも、こういう的確な表現で書評できるものなのだな、とただただ感心しました。

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