林望さんが、「源氏物語」の訳を、完成させたということで、「顔」の欄に、登場されています。
林望さんが、「源氏物語」を訳しているということで、今はなき、週刊ブックレビューに登場されている時を見ました。
「注釈をつけないことにしている」とおっしゃっていたことが一番印象に残っています。つまり、注1と書いて、後ろや下に書いてある注釈を読ませるようなことはしないという意味です。
たしかに、これはそうしたほうが、親切だな、と思いました。
注釈を読むというのは、ものすごく面倒なのです。本文に対する集中力もそがれますし、目をあちらこちらに移動させなければいけないのは、物理的に面倒です。
「源氏物語」を訳したい方は、多いのですね。私は、「源氏物語」は、「あさきゆめみし」のまんがで読み、瀬戸内寂聴さんが訳されたものを1巻だけ買いましたが、挫折してしまいました。