自己紹介のページで、「今までに何度も新聞をとるのをやめよう」と思ったことがある、書きました。その理由のひとつが、読んだ新聞を捨てる時にどうすればいいか悩んでいたからです。
新聞のかさだかさは、けっこうなものです。
一時期は、会社通勤の時に新聞を毎日持って行って、駅の新聞ゴミ捨てに捨てていたこともあります。本当は、こんなことをしてはいけなかったかもしれません。
自治会でも、もちろん、古新聞の回収日というのは、ありますが、古新聞を置き場まで運ぶこと自体が面倒なのです。重たいし、時間もかかるし、とにかく面倒、という気持ちが大きかったです。
最近は、廃品回収の車が、土曜日に必ずまわってきてくれますので、家の前に出しておけば、ひきとってくれますので、かなり楽になり、新聞の処理に悩むことはなくなりました。
でも、いつものこの車の人がまわってこなくなったら、どうすればいいのかな、と考えてしまうこともあります。
昔、新聞を捨てるのが面倒だと思っていたときも、新聞をとるのをやめなかったのは、冬に新聞を体にまきつけていると暖かいという理由がありました。
新聞をひざかけ代わりにして、ひざの上から巻くように置いていると、けっこうあたたかいのです。
たしか「ガラスの仮面」でも、マヤがオオカミ少女ジェーンの役をつかむために、山に入った時、「新聞をかぶればあたたかい」というセリフがあったかと思います。
そのほか、新聞紙は、掃除にも役立つようですね。年末年始のこんな風にお掃除すれば便利というコーナーで、新聞紙をぬらしてどうすれば、こうすればという文章を見かけたことがあります。でも、私は、あまり掃除に熱心ではなく、掃除に新聞紙をつかったことはほとんどありません。
でも、今、この文章を書いていて、思い出しました。
新聞紙は、電車やバスに乗っていて、酔って、もどしそうになった時に、それを受け止めるのに、とてもいいのです。床にこぼれてしまっても、新聞紙なら、それを簡単にふきとれます。
実際に、一緒に電車に乗っている人がこういう状況になったことがあり、たまたま新聞紙があって、助かったことがあります。
この時は、電車の駅のホームでのできごとでしたが、駅の掃除員の人が、ビニール袋を渡してくれて、「あとは掃除しておきますから」と言ってくれました。新聞紙でふいていてから、けっこうすぐに来てくれたので、なんて気の利く人だろうと、感心したのを覚えています。